東京で作るゴーヤーチャンプルー。  2004年6月4日(金)

作ってみました、ゴーヤーチャンプルー。

東京で作ると、沖縄で作るのと、なぜか味が違う。
何でかな、ちょっと検証してみよう。

近所のスーパーで、沖縄産ゴーヤー1本230円。
大きさ、形は、まあ上等。
だけどちょっと萎びてたかな。
適正価格は200円と言いたいところ。
だけど運賃だったり、売れ行きだったり、
いろいろ事情もあるのでしょう。

お味の方は、食べてみたけど、問題なし。
沖縄で食べるゴーヤーと変わらんさー。

じゃあ、問題は他の具?
ゴーヤーの他は、にんじん、豆腐、豚ばら肉、玉子。

「豚ばら肉」ってのは、沖縄で言う「三枚肉」と同じ部位。
でも「何かが違う」と思い続けているわたし。

明らかに違うのは「皮」
沖縄の三枚肉には、皮がしっかりついてます。
あれが旨いんだ、内地の業者は皮を捨てるの?

それと、ばら肉ってのは、細かくカットしてある。
(カットしてないのもあったけど、してある方が安かった)
三枚肉は、かたまりで売ってて、自分で切る。

ばら肉のカットは、明らかに機械が切ってる薄さでしょ?
自分で切る薄さと、やっぱり味が違うよね。

次に「豆腐」。

この違いは大きいねー。
誰か、石垣から島どーふ買ってこーい。

内地の豆腐は柔らかすぎます。
「ざる豆腐」とか「絹」とか、おいしいんだけど。
沖縄にも「ゆし豆腐」という、柔らかい豆腐はあるんだけど。
それは汁用。
炒めるのには、島どーふが最高さー。

炒めなくても、
できたての、ほかほか温かい島どーふに、
たらっと醤油と、こーれーぐーすーを垂らして。

あれ?内地の豆腐って、ほかほかの見たことない。
豆腐屋さんでも、冷たい水で泳がせてるよね。
やっぱり違うんだな。

だから今までは、内地の豆腐で作る場合、
「木綿」を買って、重しをして、水切りをしてた。
でも全然水っぽくて、ダメだった。

今回は初挑戦。
「焼き豆腐」を買ってみました。
これなら割と水分少ない。

さらに、チャンプルーにする前に、
別に炒めてみた。
そうすると、お皿に置いてる間に、水が出てくる。
ナイス!
重しをするより、ずっといいっすね。
炒めて水切り。
このやり方なら、
「焼き豆腐」じゃなくて「木綿」で大丈夫かも。

という訳で、豆腐問題はクリアー。

肝心の味付けなんですけど。

「○の素」とか「ほ○だし」を使いたくなくて、
塩コショウ、しょうゆ、オイスターソースで作った。

そうするとどうしても、おばあの味から遠いんだよねー。
おしくもない、かすりもしない、おいしくない。

きっと「だし」が必要なんだなー。

でも、炒め物でしょ。
カツオや昆布でだしをとったとして、どう入れる?
水っぽくなっちゃう。

粉末で、だしが効くってのは、すごいアイテムだよなー。
入れなくちゃダメかなあ。

うーん、難問。