
「良いとき」には、何をしなくても、
自分がどちらに進んだらいいかわかる。
全てが万事、うまくまわる。
「良くないとき」には、
どんなに考えても、
何がいいんだかわからない、
袋小路に迷い込む。
良くないときだってことにすら気付けないとき、
無意識のうちに、そんな自分から目をそらし、
他人の悪いところをみつけては、
文句ばかり言ってたりする。
そして、袋小路から抜けたとき、
ぱーっと世界がひらける。
文句を言っていた自分の方こそ、
この目がすっかり曇っていたのだと、気付く。
拙い年月を重ね、
袋小路からの脱出を何度も繰り返して、
「どんな悪いときでも、必ずそこを抜ける日は来る」
ということを覚える。
だから、どんなに良くないときでも、
先を信じて、自分を信じて、
笑い続けることができる。
むしろ、迷っている最中の方が、
学びが多いという事実。
これを知ることを「経験」と呼ぶのでしょう。
どんな現実からも、目をそらさず。
どんな忠告からも、耳を背けず。
どんなサインにも、鼻を利かせて。
どんな言葉も、口に出す前に一度噛み砕いて。
放出するより、吸収するとき。
たっぷり充電。
全ては完璧。
これ以上ないタイミングで、
目の前はぱーっとひらけ、
どの時間にも無駄などなかったことが、
全身で理解できる。
夜明けはもうすぐ。
*今日の写真* by Shingo
この写真を見ていると、これから明ける1日にぞくぞくします。

