もずくは水の雲と書く。  2003年3月27日(木)

もずくシーズン到来!

海の中を歩いて、もずくを摘む。
そのまま、ちゅるっと食べる。
天然の塩味。
「うん、おいしい」

海水ですすいで、袋に入れる。
2、3歩進む。
もずくを摘む。
海水ですすいで、袋に入れる。

その繰り返し。
単調な作業だけど、太陽の下、すごく楽しい。
時間を忘れて没頭すると、採り過ぎる。

袋が重い。
食べきれない。

でも大丈夫。

採ってきたもずくは、水道水で洗わず、そのまま塩漬けに。
そうすると、常温で1年くらい軽くもつのだ。
素晴らしい。

もずくが採れるのは、3月中旬から長くて2ヶ月くらい。
その短い2ヶ月の間でも、今が一番おいしい。
もずくはだんだん大きく育つから、来月のもずくは結構太い。
今のもずくは、新芽で細い。

間違いなく、今の西表島のもずくが日本一おいしい。

そう言って、先週東京に「採れたてもずく」を持っていったら、
「お前に言わせると、西表島のものは何でも日本一だな」
と言われた。

確かに「黒糖」も「日本一の黒糖だ」と渡したけれど。
(だって黒糖も今が最高。1月から4月のシーズン中でも2月3月が旨いのだ)

わかってないなあ。
わたしに言わせなくても、
ホントに日本一おいしいのに。