
「あれ、わたしの仕事ってガイドだったっけ?」
と、不安になってきた今日この頃。
先週の土日で、西表を横断。
ひたすら山道を歩き続ける2日間の疲れも癒えぬまま、
月曜に友達が来島。
確か、土日の横断では、
男友達2名に挟まれ、
「ここ滑るよ」
「この枝に気を付けて」
なーんて、到れり尽くせりで女の子扱いしてもらってたはず。
なのに火曜。
我が友を連れ、ピナイサーラの滝に登った。
すると。
「ここ滑るよ」
「この枝に気を付けて」
…。
あれ?
聞いたことのあるセリフが、わたしの口から出てくる出てくる。
道なき道の森の中を、
「うん、これはこっちだな」なんて言いながら、
後ろを歩く友を気にしつつ歩いてるわたしがいた。
恐ろしい。
いつの間に、あんな山道を先頭きって歩けるようになってしまったんだろう。
その話を別の友達にしたら、
「わたしも連れてってー」
だって。
予約まで入っちゃったよ。
人気ガイドだな。
「ガイドだけじゃ食べていけないんで、食堂で働いてるんですよー」
なんて、自分で間違えて言ってしまいそうだ。
さらに水曜も、かつての職場、水牛車で渡る島「由布島」へ友を連れて行ったら。
乗った水牛車の運転手が、よーく知ってるおじいだった。
「おい、まみ。わしが三線弾くから、まみは運転してろ」
って。
久々に握ってしまったよ。
水牛車の手綱。
水牛大好きだから、1年以上ぶりの運転は嬉し楽しかったな。
でも、水牛車の手綱をポンと渡されて、
すいすい水牛を操ってしまうわたしって…。
その晩も、また別の友達が石垣まで来ていたので、
一緒に晩ゴハンを食べたんだけど。
「どこかいい店ない?」
て聞かれて、
「海の幸ならあそこ、石垣牛ならあそこ。
帰りにおみやげ買うなら、あそこで買おうねー」
って…。
やっぱりわたし、ガイド?

