献血名人。  2004年7月9日(金)梅雨明け前の猛暑。

血を抜いてきた。
久しぶりの献血。

高校生の頃に献血に目覚め、
回を重ねること数十回。

就職活動中の履歴書で、
趣味の欄には、堂々と「献血」の二文字を書いてたわたし。

でも、しばらく行くの、忘れてた。
(西表島にも、検診時は献血カーが来てたような気もするけど、
来てなかった気もするし、とにかく出会わなかった)

で、今日。
渋谷の献血ルームに行って驚いた。

わたしの献血が5年ぶりという事実。
そして、その5年間での、献血ルームの変ぼうぶり。

まず受付にて。
わたしに問診票を渡してくれたのは、
何と、セーラー服の女の子。

献血しに来てるのかと思ったら、
ボランティアだそうな。

世の中、高校生が働いてるのは珍しくもないけど、
セーラー服で現場にいるのは、かなり珍しいよね。

そして、その問診票の提出時には、
身分証明書の提示が求められた。

なるほど。
採取した血液に問題があっても、
本人確認できてないと、
その後の処理に困りそうだもんな。

献血をエイズ検査代わりに使う人も、
これで減りそう。

そして、いざ献血のとき。

フルネームと、生年月日の声出し確認があった。

「おーーー」って感じ。
そうだよねー、病院で患者を取り違えるような事件が
多発してたもんねー。

いいことだ。
献血ルーム、がんばってる感じ。

何でも、携帯に登録すると、
血液が足りないときに、献血をお願いするシステムまで
できてるそうな。

時代は変わってますなー。

そして、こんな献血好きのわたしだけれど、
実際には、血管がかなり細く、
献血に不向きな、看護士さん泣かせ。

今日も、最初の看護士さんでは、
わたしの血管に針を刺せず、ギブアップ。

「これからは、血管が広がるように、
暖かい飲み物を飲んでから来て下さいねー」
と、頼まれた。

次の看護士さんは、自信に満ちあふれていて、
かっこよかった。
「きれいに刺せた」
と、嬉しそうにしてくれた。

あー、よかった。

ちょうど喉が乾いていたから、
ジュースが飲み放題で幸せだったし、
クッキーも食べられたし、
読み逃していた、今週の「少年マガジン」も読めた。

また行こーっと。