渡米したキモチ。  2004年7月30日(金)

アメリカに行ってきた。
初・USA。

どーーーうしても会いたい人がいて、
有り金はたいて、飛んじゃった。

サマージャンボ宝くじは忙しい盛りだし、
新しいバイトは始めたばかりだし、
夏休みで飛行機高いし、
お金はないし。

足を引っ張る材料は、てんこ盛りだったけど、
それにも勝る強い思いで、
障害をぽーんと、飛び越してみたよ。

そしたらすっきり。

行ってよかった。
行く前にあんなに悩んだのが嘘みたい。

1週間のアメリカ滞在から帰ってきた今、
財布のお金はすっからかんだけど、
自分で驚く程、それが心に負担を与えない。

良い時間を過ごして今ある、清々しい感触。

仕事もお金も全てリセット。

あせってバイトをするんじゃなくて、
どうして沖縄から帰ってきたのか、
自分の胸に手をあてて、
もう少しゆっくり考えようね。

たとえば同じ「1週間」でも、
住み慣れた東京で、バイト三昧することもできれば、
アメリカで、初めての景色を眺めることもできる。

その「選択」は全て自分。

あの、航空券を買った、あの瞬間に、
わたしは、その人生を「選んだ」

選ぶ道によって、全く違う人生が待ってる。

「選択」は常にあって、
今この時間、「まみぞう日記」を書いて寝るか、
疲れてるから、書かないで寝るか。

読んだ人がくれるメールに、
今日返事するか、明日返事するか。
それともしないか。

誰と出会うか、出会わないか、
常にわたしが選んでる。

アメリカに行ったおかげで、会えた人がいる。
日本にいれば会えたのに、
会えなかった人もいるはず、きっと、もちろん。

ここで、
「自分の道を選んでいこう」と
心新たにすればかっこいいけど、
その思いはまだ薄く、

「この瞬間にも選んでいるんだなあ」と、
しみじみする感じ。

何を選んでいこうかなあ。
どうすると魂が喜ぶかなあ。
わたしだけが知ってるはずだなあ。