野球は想像力で見る。  2003年4月1日(火)

高校野球、見てますかー?

今日の「花咲徳栄 対 東洋大姫路」は熱かった!
仕事中なのに、テレビに釘付け。
試合後は思わず泣いてしまって、しばらく誰とも話したくなかった。
そのくらい熱かった。

昨日の試合で決着がつかずに臨んだ、今日の再試合。
シーソーゲームで、逆転したり追い付いたり。
9回表で花咲徳栄が同点に追い付くと、また延長戦へ。

もう、この時点で「両方ともよくやった!」て、
両方勝たせてあげたかった。

だけど、10回裏。
東洋大姫路の攻撃はノーアウト三塁。
花咲徳栄は打者ふたりを歩かせ、満塁策をとる。
ノーアウト満塁。
緊張の絶頂。
そして。
ワイルドピッチ。
キャッチャーがボールを追いかけている間に、3塁ランナーはホームを踏んだ。

ピッチャーはその場に崩れ、試合終了。

切なかった。
誰も彼を責めたりしない。
だけど、あまりにも切ない幕切れ。

甲子園には彼等の青春が詰まってる。
わたしが生まれてこのかた、一度もしたことのないような努力を、
彼等は毎日続けてきたのだ。

そして同じように努力を続けてきた、いろんな学校の野球部を倒し、
倒した相手の思いを背負って、甲子園に立っているのだ。

もうそれだけで、試合が始まる前から胸がいっぱい。

わたしは高校野球が大好きで、
東京から西表島に来たときも「18キップ」で関西に寄り、
準々決勝をばっちり4試合、甲子園で観戦してから南下した。

なのに我が家はテレビが無くて。
今のわたしの試合観戦は専ら仕事中ばかり。

見ると力が入るから、見ないくらいが丁度いい。

「ちゅらさん2」も見逃しちゃった。
「ちゅらさん」が毎朝やってたときにはテレビデオを持っていて。
毎朝しっかり見た上に、録画までばっちりしてたんだけどな。
来週は見られるかな。(誰かの家で)

「ちゅらさん」の舞台の小浜島は、西表島のすぐ隣り。
潮が引いてると、歩いていけそうな島です。
実際はマンタの泳ぐ「ヨナラ水道」という深い海流があって歩けないけど、
それさえなければ徒歩20分って感じの隣りっぷり。
同じ町内だしね。
(小浜島も西表島も、同じ「竹富町」なのです)

今度晴れたら「西表から見た小浜島」の写真を撮りにでかけよう。