もう悔やまない。  2003年4月11日(金)

知ってるおじいが亡くなった。

聞いた瞬間、自分の筆無精を悔やんだ。

おじいとは、もう2年も会ってない。
だけど去年、おじいの方から年賀状をくれた。
なのにわたしは返さなかった。

「そのうち返そう」
「どうせ出すならハガキじゃなくて、ゆっくり手紙でも書こう」

そして結局出さなかった。

他のことなら、悔やんだときにすればいい。
「結局」なんて有り得ない。
思ったときがやるときだ。
どんなに遅くなったとしても、
どんなにタイミングを外したとしても。

「結局やらなかった」なんてことは、
自分か相手が死んでしまったときにしか有り得ない。
生きてる限り「結局」なんて絶対ない。

だけどわたしは。
結局おじいに返事の手紙を、電話すらも返さなかった。

こんなのやめよう。
こんな思いは、これからなしだ。

「人の気持ちを大事にすること」
「自分にできるベストで相手に接すること」

「あとでやらずに、今やること」