「もっこ」はかゆい。  2003年4月24日(木)小さくなった台風が再びこっちに向かってる。雨風激しくなってきた。

「もっこ」の季節だ。

「もっこ」とは、虫。
小さい虫。
蚊より小さい。

海辺にいる。

何も知らずに
「夕日がきれいねえ」
なんてやってると、次の日に大変な目にあう。

その日じゃなくて、次の日。
次の日にかゆい。
とにかくかゆい。

小さすぎて、いつ刺されてるのか、わからないのだ。
厄介。

とにかくいっぱいいる。
服の中にまで入ってくる。

で、不思議なことに、大丈夫な人とダメな人がいるのだ。
わたしはもちろんダメな人。

海に行くときには、絶対に長そで。
泳ぐときも、散歩するときも。
首にもタオルをしっかり巻く。

大丈夫な人は、素っ裸でも大丈夫なのにな。

わたしの場合、うっかりスカートを着ていたときに、
足のすねにブワーッと、水ぶくれ。

たいていの場合は、首のまわり、耳の後ろなんかが、
赤ーくなって、かゆーくなる。
パッと見、キスマークっぽい。
でも誰にも「キスマーク?」て聞かれたことないなあ。
何でかなあ。

まあ、聞かなくても「もっこ」だからな。

友達によると、泡盛を肌に塗りまくると、刺されないらしい。
確かにこの前、浜でバーベキューをしたときに試したら、
あんまり刺されなかった。
この「あんまり」ていうのが微妙だよな。
泡盛、効いてたのかな。

どんな虫かっていうと、
内地の虫に例えて言うなら、
「小学校の朝礼のときに、黄色い服の子の背中についてた虫」
わかるかなあ?