とりあえず「とぅうーなー」  2003年4月25日(金)台風一過、ぴーかん。

「とぅうーなあ」

書くの、難しいな。
「とぅーなー」かな。
いや、やっぱり「とぅうーなー」かな。

発音を伝えるのは、もっと難しいな。

何のことかと言うと、
「ツナ」
「ツナの缶詰」のことです。

こっちのおじい、おばあはみんな「とぅうーなー」て言う。

2番目の「う」に1番強くアクセントを置く。
ちょっと大げさな外国人ぽく言うと、いい感じ。
でも、使うときは普通の文脈に入る。

「あれによ、『とぅうーなー』を入れると美味しいよ」
「じゃあ、後で『とぅうーなー』を買ってこないといかんなあ」
て感じ。

うっかり
「ああ、『ツナ』ね」
なんて言っちゃうと、直される。
「いいや、『とぅうーなー』だ!」

あくまでも「とぅうーなー」
決して「ツナ」ではないのだ。(おじいおばあの中では)

こっちでは「とぅうーなー」の缶詰の使用率が非常に高い。

「そーめんちゃんぷるー」には「とぅうーなー」
「なーべらー(へちま)ちゃんぷるー」にも「とぅうーなー」

とりあえず、何でも「とぅうーなー」を入れとけば間違いない。

そして使うときには、くれぐれも缶のふたで油を切らないように。
(手も切らないように)
「油ごと入れないと、おいしくないさー」
が、こちら流だ。