だんだん恥ずかしくなってきたこと。  2003年5月5日(月)

「ビーチサンダル」とか、略して「ビーサン」て呼んでるものがあるでしょ。
まあ、呼んでるものっていうか、つまり「ビーサン」なんだけど。

こっちでは「ぞうり」て言う。
さらに言うと「じょーり」て言う。

内地にいる頃は、あんなに「ビーサン」「ビーサン」て言ってたのに。
今「ビーサン」なんて言うと、ちょっと恥ずかしい。
何だかかっこつけてるみたいで。

あれは「ぞーり」だ。

同じ例で「給油所」てのがある。

あんなに内地では「ガソリンスタンド」だ、
略して「スタンド」だって言ってたのに。

もう恥ずかしくて言えない。
あれは「給油所」だ。

で、「ぞーり」の話だけど。
内地にいたら、そんなに「ビーサン」て単語、使わないよね。
夏しか履かないし、子供と一部の人しか履かないし。

こっちはもう「ぞーり」しか履かない。
誰も彼もが「ぞーり」
わたしももちろんいつでも「ぞーり」

赤青黄色の三種類がある、いわゆる「島じょーり」は
ホントにみんなの必需品。

わたしもこの3年で何足の島じょーりを履きつぶしたことか。
内地にいた頃は、ビーサンを履きつぶすなんて有り得なかったよなあ。

かかとの隠れる履き物、いわゆる「靴」は持ってない。
持ってても履かないから。

毎日の「島じょーり」と、
おでかけ用の「柄つきぞーり」
これでオッケー。

おでかけ用ってのも、別におしゃれな訳じゃなくて、
「島じょーり」は、あまりにもみんなが履いてるから、
大勢が集まる場所に履いて行くと、
必ず誰かが間違えて履いていってしまって、
(もしくは誰の物かも気にせずに)
なくなっちゃうのだ。

それがイヤだから、みんなが集まる場所には、
「これはわたしのぞーりでーす!」て主張のあるものを履いていく。(ようにしている)

それでも履いていかれてしまって、
なくなったことも何度かあるけどねー。

そこでまた、
「ま、いっかー」て、誰かのぞーりを履いてっちゃうから、
被害はエンドレスでなくならないんだろうなあ。