時報 2004年2月1日 生温い風吹く日曜日。 西表日記 2004.02.012025.01.24 西表では、一日三回、時報のチャイムが鳴る。 朝8時。昼12時。夕方17時。 それぞれの時間に、それぞれ決まった旋律がある。 時計を見ずとも、この時報と共に働く人は多い。 畑仕事、土木作業。朝のチャイムで仕事を始め、昼のチャイムで手を休め、昼食。夕方のチャイムで一日が終わる、もしくはもうひと頑張り。 あまりに生活に密着しすぎた音だったけれど、こうして久々に島に帰ってきて。時報のチャイムに違和感を覚える。 まだ島の空気を完全に取り戻すのは、時間がかかるかな。