
西表にいらないと思うもの、第1位。
「街路樹」
こんなにこんなにこんなにこんなに、
西表島は、ジャングルだらけで、
木しか生えていないのに。
意味わからん。
ついでに「歩道」も。
意味わからん。
木を切り倒して、
道路を作って、
人が増えたら「道路が狭い」と、
また木を切って、
道路を広げて。
そしてなぜだか、
誰も歩かない「歩道」を作って、
「街路樹」を植える。
「誰も歩かない」というのは、
西表島の部落が、
東部と西部に分かれていて、
東西間の移動は、車かバイクのみなので。
歩くことはほぼ不可能。
ていうか、歩いたら7時間くらいかかるはず。
だから車で移動する。
途中は、ジャングルの中をひたすら走るだけで、
家はない。
途中の海、山、川に用事のある人は、
車を直接そこに停めるから、
歩く必要は全くない。
なのに、なぜだか歩道がちらほらある。
誰がいつ歩くんだ?
そして「街路樹」
背景にでっかいジャングルを背負って、
ぽつんぽつんと、植え込みの木。
絶対いらないと思うんだけど、
あれをなくすと、
「造園業」で食べている島の人は、
仕事がなくなる。
そう思うと、
一概に「いらない!」とは叫べなかったり。
「島の自然、地球の命」
と
「島の人たちの生活、仕事」
いつも、ここで憤る。
だけどさ。
目を楽しませるため植えるなら、
きれいな花とか、
おいしい果実を植えればいいのに。
シークァーサーやグアバの樹なら、
季節ごとに、目も楽しいし、
舌もおいしい、採るのも楽しい。
地元の人も、観光客もみんな喜ぶ。
いい考えでしょ?
(造園業の人は、収穫して売るのも副業になったりして。
どうかしら。)

