生協文化。  2004年5月5日(水)

生協(生活共同組合、コープ)のカタログが、
週に1回まわってくる。

奥様たちの楽しみ。

島には売店があるけれど、
離島価格で、船代が加算されるので、
いろんなものが結構高い。

それに、最低限のものはあるけれど、
どうしても選ぶ余地は少ない。

困らないどころか、むしろ充分な品数なんだけど、
選ぶ楽しみは、どうしても少ない。

だから通販(通信販売)に、みんなはまる。

わたしも、この島に来て2年目の頃、
何でも通販しまくった。

ニッセン、ユニクロ、ピーチジョン。
洋服から、ご飯の友まで、何でも通販。

まあ、もともとそんなに物欲ないので、
すぐ収まったけど。

でも、1ヶ月前に西部に来てから、
新しい環境で住み始め、
奥様たちに囲まれ出したら、
これまで知らなかった「生協」の文化がすごいすごい。

各地域にグループがあり、
港に荷物を取りに行くのも当番制になっている。

まわってきたカタログで注文すると、
翌々週に、船でわさっと、全員分の注文した荷物が
一気に届く。

当番たちが港に何十人も集まり、
もくもくと、自分のグループの荷物をより分ける。

より分けた荷物を、自分の地域に持ち帰り、
グループの荷物から、さらに個々の荷物に分ける。

で、それぞれが家で、ほくほくする。

野菜や乳製品が安かったり、
珍しいお菓子や、冷凍食品があったり。

そんなことが、週に一度の楽しみ。

楽しくって安いなんて、
生協さすが。
ホントに奥様の味方だよな。